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2007年6月の9件の記事

午後になって晴れてきやがった(ちぇ

例によって図書館に行ったわけですが、
借りに行ったと言うよりは本を返しに行った感じですね、今回は。
内容も把握しないまま借りてしまったので。
いつもどおりと言えばそうですが^^;

『空飛ぶ馬 / 北村薫』創元推理文庫
『覆面作家は二人いる / 北村薫』C-NOBELS 中央公論新社
『光る砂 / 佐野洋』講談社

帰りに雨に降られてしまい、蒸し暑い上に太ったせいで
ジーンズが太ももに張り付くのが嫌になったので、
面倒臭くなりブックオフも本屋も寄らずに帰ってきました(-∀-)゜
7711歩。
こんな日はアロエヨーグルトが食べたくなるなぁ(意味不明;)

空飛ぶ馬 Book 空飛ぶ馬

著者:北村 薫
販売元:東京創元社
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覆面作家は二人いる
著者:北村薫
販売元:中央公論新社
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光る砂 Book 光る砂

著者:佐野 洋
販売元:講談社
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『ユーフォリ・テクニカ 王立技術院物語/ 定金伸治』

ユーフォリ・テクニカ―王立技術院物語 Book ユーフォリ・テクニカ―王立技術院物語

著者:定金 伸治
販売元:中央公論新社
Amazon.co.jpで詳細を確認する


【あらすじ】
東洋人として初めて叡理(エーレ)国の王立技術院に客員講師として招聘された
ネル・ビゼンセツリ。『水気(すいき)』の応用研究が評価されての抜擢だったのだが、
偏見や差別のために研究員はおろか学生さえも彼の指導を希望するものはなく、
助手のユウ・フミノクズハと2人だけの研究室。

そこへネルに憧れているというエルフェールという娘が研究室へ飛び込んできた。
実はこの国の王女である彼女を一度は追い返したネルだが、
エルの”変態的な”熱意と手先の器用さ、論文の内容に感心して採用することに。
そして彼女の幼い頃からの夢である水気を使った花火の研究を始めるのだった。

ネルを敵視するデューン・ディールの妨害や爆発事故、
叡理国の合併吸収を目論む隣国・蘇格(ソケール)国皇太子シュゼールの脅迫を
受けながらも、新たな協力者を得たエルたちは国際花火大会での優勝を目指す。

【感想】
ネルに憧れるあまりストーキングしたり、おでこから血が出るまで土下座したり、
すぐに怒ってはネルをヘッドロックしたり、感動するとボロボロ泣いて、
ときどき奇声を発したりと極端な感情の持ち主です^^;

変態だけど夢に純粋で、喧嘩っ早いけど人懐っこくて、
読みながら何度もエルに”半”もらい泣きさせられました;;
でもグリンゼのサブストーリーが実は一番のお気に入りだったりします^^

ただ花火大会でどうしてあのような成果が出せたのかが描かれていないのが
ページ数の関係なのか残念でしたねぇ。
あれは実は偶然の産物で、後にあの人の活躍で研究に成功する、
みたいなその後のストーリーを読み終わった後に考えていました^^

◆定金伸治公式サイト 定金製作所
http://www.sadakane-ss.net/

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『冬のオペラ / 北村薫』

冬のオペラ Book 冬のオペラ

著者:北村 薫
販売元:中央公論新社
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【全体のあらすじ】
叔父の経営する不動産会社で事務員をしている姫宮あゆみ。
上の階に新しく入った巫(かんなぎ)弓彦名探偵事務所を訪れてみると、
巫は自分はただの探偵ではなく「名探偵」だと言い切る。
難事件しか扱わないので依頼はほとんど来ず、アルバイトで生計を立てているらしい。
彼の人柄に魅力を感じたあゆみはワトソンのような記録係をすることになる。

「三角の水」
最初の依頼者はあゆみの先輩・佐伯の妹で理科系大学生の志摩子。
実験結果がとある企業に漏れ、彼女が疑われているという。
彼女がタバコを吸うすぐそばで教授が犯人捜しに用意した
偽の書類が燃えていたからだというのだが、
巫はあゆみから話を聞いただけで真相が解ってしまう。

「蘭と韋駄天」
中年の女性社員大関さんから山野草展覧会のただ券をもらったあゆみは、
ただならぬ雰囲気で話している2人の女性の「名探偵」という言葉に反応し、
椿雪子という女性と知り合う。

彼女の友人仁科と小宮山は昔から恋愛や趣味がいつも似ていて張り合っており、
仁科さんが持っていた蘭の変種を盗んだのは小宮山さんではないかという。
しかし小宮山さんには鉄壁と思えるアリバイがあった。
巫は犯人は韋駄天のようなスピードで移動したというのだが…。

「冬のオペラ」
たまには有給休暇を取って京都でも旅行してきたらという
叔父さんの好意に甘えることにしたあゆみ。
高校の修学旅行で行けなかった金閣寺を訪れたところ、
偶然にも椿と再会し喜ぶあゆみ。
彼女は秘かに巫と椿がお似合いではないか、また会えたらと思っていたのだ。

椿の勤める大学を案内してもらううち、
2人は椿の恩師・水木教授の部屋の周りが妙な様子であることに気づく。
同僚の神谷助教授について来てもらい、恐る恐る鍵を開けて中に入ってみると、
そこには下着姿で殺された水木の姿があった。

現場を検証したり、水木と以前から揉めておりその日も彼を訪れていた
入江という学生に話を聞くが、あゆみには真相がつかめないでいた。
そこで巫に電話して事情を説明するとすぐに犯人が解ったという。

【感想】
自分を「名探偵」と称しながら実質フリーターってことはコメディ系?かと
最初は思っていましたが、結構シリアスで悲しい事件ばかりでした。
真実から目を逸らさない巫の覚悟はどこから来ているのか知りたくなりますが、
残念ながら続編はどうやらないようです。

「三角~」と「蘭~」で巫(かんなぎ)が刑事を装ったり、
あゆみもお芝居したりしていたところは面白かったです。
2人の緻密な打ち合わせにより見事に事件を締めくくります。

読みながら巫と『相棒』で常に冷静な右京を演じる水谷豊さんとがふと重なりました。
あゆみ役は誰がいいかな。19歳だから若い女優さんがいいと思うんだけども。
今時の女優さんはよく知らないから^^;

北村薫さんの他の作品も読んでみたいですね。
著作も短篇もかなりの数があるようなので迷うなぁ。
『七つの黒い夢』は乙一・恩田陸さんのも収録されているようだからその辺かな。
あとはAmazonのレビューによるとデビュー作の『空飛ぶ馬』とか。

◆北村薫 お勧めページ
http://www.asahi-net.or.jp/~WF3R-SG/nskitamura.html

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『失踪HOLIDAY / 乙一』

Book 失踪HOLIDAY

著者:乙一
販売元:角川書店
Amazon.co.jpで詳細を確認する

「しあわせは子猫のかたち」
伯父の持ち家に引っ越すことになったひきこもり気質の大学生と
前の住人で何者かに殺害され存在だけとなった雪村サキ、
そして彼女が飼っていた白い子猫の2人と1匹の奇妙な共同生活。

少し悲しくて、でもちょっと心温まるお話です。
読み終わったら白い子猫を飼いたくなるかも^^
サキの好きな番組が大岡越前がとは渋い(というか作者のボケ?)ですね。

「失踪HOLIDAY」
総理大臣と再婚したナオの母が病気で亡くなった。
数年後に義父が再婚したキョウコとは折り合いが悪く、
血のつながりのない父にいつか家を追い出されると思っていた。

ある日、キョウコとの口ゲンカの末についにというかいつものように?
ナオは家出をすることに。ところが今回向かった先は使用人のクニコの部屋だった。
部屋に隠れて窓から家の様子をうかがい、クニコに持たせた携帯で盗聴するうち、
父とキョウコを困らせてやろうと狂言誘拐を思いつく。

一箇所おかしな部分があり、おおよそのオチが見えてしまいました。
ひねくれてるのかな?何か損した気分がしました;
最後は収まるところに収まってハッピーエンドで良かったです。

随所にある”乙一ボケ(ギャグ?)”も笑かしてくれます。
ナオとキョウコの口ゲンカの場面とか^^
お菓子の名前がたくさん出てきたのもたぶん作者の趣味でしょうね。
『とるこ日記』に甘いもの好きだって書いてあったし。

あと、ナオとエルシード(『ジハード』)のキャラが似ているような気がしました。
クニコに対する偉そうな口調とか。のんびりなクニコもヴァレリーっぽいし^^
(っていうか『ジハード1 / 定金伸治』の感想文書いてないや;)
こういう組み合わせって定番なのか、

お2人は仲もいいらしいし偶然な気がしないような…。
なので表紙の上目遣いの絵がナオのキャラと合っていないような気もします。
中の両手を腰に手を当てた挿絵のほうがしっくり来ますね^^

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買ってしまった;

『ユーフォリ・テクニカ / 定金伸治』を。しかも定価で(-ω-)゜
新品の本を買ったのはたぶん1年ぶりだと思います。紙がキレイダ(・∀・)
まぁ最近、家の掃除はほぼ全部僕がやってるから
その報酬と考えたら別にいいのかな?というのもあるし、
中身を見たら2段になっていて文字がビッシリ2冊分くらいはあったので。

他、借りてきた本:
『NHKにようこそ! / 滝本竜彦』
『失踪HOLIDAY / 乙一』(予約)
『冬のオペラ / 北村薫』(予約)

今回は予約はやめておいたわけで…
連絡が来てから1週間以内に受け取りに行かなければならないわけで…
翌日にでも来たら借りた本を1週間で読んでしまわなければならないわけで…
図書館は家の近くにあるわけではないわけで…
「まだ子供が読んでる途中でしょうがっ!」となるわけで…
『北の国から』は一度も観たことがないわけで…。

日差しもそれなり、風もそれなりにありまして、
汗をかきつつ100円ショップにも寄り、万歩計は10669歩でした。
良いほうの靴を履いたのでこの前よりは疲れませんでしたヨと。


ユーフォリ・テクニカ―王立技術院物語 Book ユーフォリ・テクニカ―王立技術院物語

著者:定金 伸治
販売元:中央公論新社
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NHKにようこそ! Book NHKにようこそ!

著者:滝本 竜彦
販売元:角川書店
Amazon.co.jpで詳細を確認する

Book 失踪HOLIDAY

著者:乙一
販売元:角川書店
Amazon.co.jpで詳細を確認する

冬のオペラ Book 冬のオペラ

著者:北村 薫
販売元:角川書店
Amazon.co.jpで詳細を確認する

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ひさびさに本を購入

予約した本の期限があるので図書館へ行ってきました。
最近、他の用事でぜんぜん外出してないなぁ(;-ω-;)゜
よく晴れていたので「汗かくだろうなぁ」と思いつつ歩きました。
いつもと少し違う道を選んでみたり。
まっすぐ行って左折するところを左折してからまっすぐ行っただけですが;

今回借りた本:
『エンドゲーム 常野物語 / 恩田陸』
『小生物語 / 乙一』
『電話男 / 小林恭二』

掃除用のバケツを買おうかと100円ショップに寄ったところ、
網戸用のブラシやらスポンジやら数点を買ってしまいました;
ま、ぜんぶ居るものだからいいんですけどね。

さらにブックオフにてある人に薦められた定金伸治さんの本を捜索。
『ユーフォリ・テクニカ』はなかったものの、
『ジハード1 猛き十字のアッカ』を購入。350円也。
全6巻だそうですが5巻までしか並んでなかったので、
2巻以降を買うかどうかはまだ考え中(・∀・)

電車が来るまで30分もあったので『小生物語』を読んでみました。
噂どおりのデタラメだらけの日記です。いや日記ではないかも。
しょーもない嘘ばっかなんだけどこれがおもろいです^^
ウォーターベッドで散々妄想したあげく買わなかった時は、
心の中で「買わねぇのかよっ」と突っ込んでしまいました。

はぁでも、いつもと違う靴を履いたのがいけなかったのか膝が痛みました。
最寄り駅についたころには小雨が降っていたし(-ω-)゜
やはりエアーが入っていないとポンコツ脚は守れぬか。
10203歩。久しぶりに1万歩越え(´∀`)

ジハード〈1〉猛き十字のアッカ Book ジハード〈1〉猛き十字のアッカ

著者:定金 伸治
販売元:集英社
Amazon.co.jpで詳細を確認する


エンド・ゲーム―常野物語 Book エンド・ゲーム―常野物語

著者:恩田 陸
販売元:集英社
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小生物語 Book 小生物語

著者:乙一
販売元:幻冬舎
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電話男
著者:小林恭二
販売元:福武書店
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『とるこ日記 / 定金伸治・乙一・松原真琴』

とるこ日記―“ダメ人間”作家トリオの脱力旅行記 Book とるこ日記―“ダメ人間”作家トリオの脱力旅行記

著者:定金 伸治,乙一,松原 真琴
販売元:集英社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

『とるこ日記 / 定金伸治・乙一・松原真琴』

自称?ダメ人間の作家3人による行き当たりばったりのトルコ旅行記。
ぼったくられたりカメラを盗まれたり、他の旅行者との交流を拒否したり、
善くしてくれた人を疑ったり。何とか無事に2週間の旅を終え、
本にするにあたり、旅から数ヶ月後に各自がお互いにツッコミを入れる。
長いしツッコミを読んで本文を読んで、とやっているとけっこう疲れます;

執筆は基本的に定金伸治さんで、松原さんが記録係、
乙一さんは旅の途中の話の流れで巻末に短篇小説を書く羽目に。
これがまた救いのない話でして。”黒い”です^^;

よほど仲が良いのか、気の置けない間柄なのか大人なのか、
辛らつな言葉を言い合っていたり、しょーもないボケが笑えます^^
乙一さんは毎日シャツを乾かすのが面倒になって半乾きのまま着ていたので、
後半は定金さんにずっと”ミスター湿ったシャツ”と呼ばれています^^

あと3人とも『ジョジョ』に詳しいらしく(松原さんは露伴好き)、
乙一さんが小説版のノベライズを担当していたことにはかなり驚きました。
っていうか”ノベライズ”って何ぞや(-ω-)゜

ノベライズのWikipedia
ノベライズとは、映画、漫画、ドラマ、アニメーション、ゲームなど、小説以外の表現手法やメディアで既に作成・発表された作品を、小説の手法で表現しなおして発表する事。小説化とも称される。

◆WEB版とるこ日記(JUNP J-BOOKS)
http://j-books.shueisha.co.jp/turkey/
「vol.2以降を読むには」のパスワードはdameningenです。
入力すればすべて読めますヨ(´∀`)たぶん;


◆定金製作所・定金伸治公式サイト
http://www.sadakane-ss.net/

◆Web Otsuichi
http://www.shueisha.co.jp/otsuichi/top.html

◆小説家松原真琴さんのサイトフミンフキュウ
http://humin148.hp.infoseek.co.jp/

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『夜のピクニック / 恩田陸』

夜のピクニック Book 夜のピクニック

著者:恩田 陸
販売元:新潮社
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【あらすじ】
朝の八時から夜の八時まで、全長80kmの距離を深夜の仮眠と一時間ごとの
短い休憩以外は歩き続ける朝日の北高校の伝統行事「鍛錬歩行祭」。

今年3年生の甲田貴子は歩行祭の間にある賭けをしている。
それはクラスメートの西脇融(とおる)に話しかけること。
好意を持っているのではない。実は彼と貴子は母親の違う兄妹であり、
その事実を知っている2人は今までずっとお互いを避けてきたのだ。

融の方はというと貴子は父親が浮気して生まれた子であり、
いつも冷たい目で彼女を見ていた。
貴子の堂々としているように見える態度を恨めしくも思っていた。
しかしまたそれを大親友の戸田忍にも話せずにいた。

この機会を逃したら一生彼とはこのままの関係になりそうだと思った貴子は…。
疎ましく思いながらも貴子のことがいつも気になっていた融は…。
そして去年アメリカに行ってしまった親友の一人である杏奈がかけた
”おまじない”の秘密とは。

【感想】
読後感はとにかく”爽やか”で”青春だなぁ”という感じです。
高校のときの競歩大会を思い出しましたが、こんなドラマはもちろんなかったですね。
ズルして近道をしようとしてかえって遠回りになったことぐらい;
恋愛や中絶などのサブストーリーもあるのでかなりの分量です。

映画版:
◆『夜のピクニック』
http://www.yorupic.com/
観た人によると小説の方がいいという評価のようです。

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『蒲公英草紙 常野物語 / 恩田陸』

蒲公英草紙―常野物語 Book 蒲公英草紙―常野物語

著者:恩田 陸
販売元:集英社
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【あらすじ】
物語は日清戦争の直後、日露戦争の少し前のこと。

東北地方のある村に槙村という地主の一族が暮らしていた。
次女・聡子は病弱で成人するまで生きられないらしく、
槙村の土地を借りて住んでいる中島家の娘・峰子が
聡子の話し相手として奉公に行くことになった。

発明家の池端先生や、西洋画家を目指す椎名や仏師の永慶、
書生の新太郎や議員の犬塚など毎日のように大勢の客が槙村家を訪れる中、
春田という不思議な雰囲気のする一家が天聴館に住むことに。

父の話によると彼らは『常野』の一族だという。
記代子や光比古の「しまう」や「響く」などの言葉に峰子はとまどい、
また聡子がときどき意味の解らぬことを言うことになんとも不安な気持ちになる。

年に一度の『天聴会』の夜、蔵から出された書見台に触れた光比古が
まったく動かなくなってしまう。春田夫妻が呼びかけても戻ってこない中、
聡子が彼の額に触れたとき、不思議な光があたりを包んだ。

槙村の当主はみんなを集め、書見台のことや
先祖が常野の娘に命を懸けて助けられたこと、
自分達にも常野の血が流れていることを話す。
その中で明らかになる永慶が御仏を見られなくなった原因と
池端先生が発明に必死な理由。

そして運命のあの夏の日。
聡子と峰子がちいさな子どもたちを集めて
物語を読んで聞かせていると、雨が降り始めた。
とてもとても強い雨が…。

【感想】
『蒲公英草紙』は峰子の視点で書かれた半生という形をとっています。
記代子と光比古は『光の帝国』の「大きな引き出し」の
記実子と光紀の前世のようですね。
書見台は「手紙」に出てくるあれなのかな?
あと、一瞬だけですが「ツル先生」が写真で登場します^^

避けられない運命とそれに何となく気づきながら精一杯生きた彼女。
そして常野の不思議な力が悲しみに包まれた人々の心を癒します。
泣けます。ただ悲しいというだけでなく(´;ω;)

ただ『光~』のSFファンタジー系だと思って読まない方がいいです。
1つの物語として独立して、また”外伝”として読むと
素晴らしい作品だと感じられると思います^^
最後の最後、第二次大戦の終戦直後の部分はよく解りませんでしたが、
『常野だより』―『蒲公英草紙』を読むと何となく理由が解るかと思います。

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